鬼木新体制の鹿島は開幕白星を飾れず「選手はやってきたことをやろうとしてくれていましたけど……」

鹿島の監督に就任した鬼木監督 photo/Getty Images

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湘南に0−1で敗れる

2025明治安田Jリーグ第1節で鹿島アントラーズはアウェイで湘南ベルマーレと対戦した。

昨シーズンまで川崎フロンターレを率いていた鬼木達が新たに指揮官に就任し、新体制で今シーズンを迎えた鹿島アントラーズ。新加入のレオ・セアラや期限付き移籍から復帰した荒木遼太郎らが開幕スタメンに名を連ねた。

前半は湘南優位の展開となるも、鈴木優磨を中心にチャンスを作る鹿島であったがなかなかゴールが生まれず、スコアレスで折り返すと64分、ペナルティエリアの手前で湘南の福田がキレのあるドリブルで一気にゴール前まで侵入。左足を振り抜き先制ゴールを挙げた。
鹿島はその後、17歳の徳田誉やSBの濃野公人、田川亨介らを投入するなど積極的に交代カードを切り打開を図るが、湘南の堅い守備を崩せず試合はそのまま終了。0−1で開幕戦を落とした。

鬼木新体制で初陣を勝利で飾れなかった鹿島。鬼木監督は試合後『DAZN』のインタビューにて「入りは悪くはなかったが、そこから少し下がり過ぎてしまった。そういう形からの失点もそうだった」と指摘。「そこはちょっと自分のほうで、もっともっと選手を強気でやらしてあげられれば良かった」と悔やんだ。

開幕戦を終えての手応えと課題を問われると、「選手はやってきたことをやろうとしてくれていましたけど、逆に気持ちと身体のバランスのところを整えさせてあげられなかった。もう一回そこのところをしっかりと。どっちにしても攻撃も守備もコンパクトに、もう少しサッカーをしなくてはいけない。そういうところが課題かなと思います」と険しい表情で振り返った。

黒星スタートとなった鹿島は次節、22日にホームで東京ヴェルディと対戦する。

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