今冬に加入したばかりなのにリーグ・アン得点ランクTOP5入りが見えてきた? 南野の同僚となった若き大型ストライカーが止まらない

モナコに加入したビエレス photo/Getty Images

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早くも2度のハットトリック

シーズン途中となる冬の市場での移籍は、新チームへの適応など難しい問題が多くある。いきなりの活躍を期待するのは難しいとも言われるが、今冬にオーストリアからフランスのモナコへやってきた若き大型ストライカーにその心配は不要だったようだ。

今冬の加入からゴールを量産しているのは、シュトゥルム・グラーツからASモナコに加入した22歳のデンマーク人FWミカ・ビエレスだ。

モナコは16日にリーグ・アン第22節でFCナントと対戦し、先発したビエレスはハットトリックを記録。相手が退場者を出して1人少なかったことはあるが、ビエレスの得点力は見事だ。ビエレスは2日に行われたオセール戦でもハットトリックを記録しているため、加入から早くも2度目のハットトリックということになる。
さらにビエレスは移籍後2試合目となったレンヌ戦でも1ゴールを奪っており、トータルすれば7戦7ゴールといきなりの大当たりだ。リーグ・アンで7ゴールは、現時点で得点ランク12位タイの数字となる。

得点ランク5位はブレストFWルドヴィク・アジョルクとストラスブールFWエマニュエル・エメガで10ゴール、4位はパリ・サンジェルマンFWブラッドリー・バルコラ(11ゴール)、3位はリールFWジョナサン・デイビッド(12ゴール)、2位はマルセイユFWメイソン・グリーンウッドで14ゴール、1位はパリ・サンジェルマンFWウスマン・デンベレで16ゴールとなっており、59分に1ゴールを決めているビエレスならばTOP5に入ることも可能かもしれない。

ビエレスはシュトゥルム・グラーツでも結果を出していたが、モナコ側もこれほど早くビエレスがゴールを量産するとは予想していなかっただろう。1300万ユーロでビエレスを獲得した判断は大正解だったようだ。

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