ハフェルツ不在の解決策に!? CF起用で2ゴールのメリーノはアーセナルの“救世主”になれるか 「彼にはゴールの脅威がある」

CF起用に応えたメリーノ photo/Getty Images

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レスター戦で値千金のゴール

アーセナルの指揮官ミケル・アルテタはレスター戦の後、スペイン代表ミケル・メリーノを称賛した。

プレミアリーグ第25節でレスターと対戦したアーセナル。ここまでCFを務めていたカイ・ハフェルツが負傷離脱した中で迎えたこの試合は、レアンドロ・トロサールが最前線でスタメンに。しかし、レスターの集中したディフェンスを前にゴールが奪えない時間が続く。

そんな嫌な流れを変えたのがメリーノだ。69分にCFとして投入されたメリーノは81分、イーサン・ヌワネリのクロスを頭で合わせてアーセナルに待望の先制ゴールをもたらすと、87分にもゴールを決め、なんと2ゴールをマーク。2-0の勝利に大きく貢献した。
ハフェルツが負傷したことでそのポジションを誰が務めるか、話題になったがメリーノは自身が解決策になることを示した。本職は中盤のメリーノだが、アルテタは同選手の得点能力を信頼しているようだ。

「​​ミケルは危険を察知する能力があり、ペナルティエリア内でのタイミングも素晴らしい。我々は落ち着いてプレイし、2つの素晴らしいゴールを決めた。さらに1、2点追加してもおかしくなかった。彼にはゴールの脅威がある。危険を察知し、動きを予測できる。彼は特定のエリアにいいタイミングで入り、仕事ができる」

「我々は様々な状況を想定して準備している。これらのシナリオを頭の中で描いておかなければならない。試合がどのような状況で、何が求められているのかを見極める必要がある。この試合では、彼がその役目を果たすと信じていた。そして最も難しいのは結果を出すことだが、彼はそれをやってのけた」

「レスターがより深い位置で守備を展開するようになったため、彼にとってより有利になり始めたと思う。その時間帯には我々の勢いが増し、より多くの攻撃のパターンがあり、セットプレイも多かった。そして我々は彼が試合に影響を与えることができると信じていた。彼がそれをやってくれたのは幸運だった」(英『BBC』より)

メリーノの2ゴールはいずれも絶妙なポジショニングから生まれており、ヘディングも強い同選手はハフェルツ不在の攻撃を牽引する存在になってもおかしくない。レスター戦でのCF起用は見事ハマったが、メリーノはアーセナルの救世主となるか。


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