レヴァークーゼンのブンデスリーガ連覇の夢は潰えたのか 指揮官「まだ12試合ある」

バイエルン戦後のレヴァークーゼンの選手達 photo/Getty Images

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バイエルン戦は痛恨のドロー決着

15日(現地時間)、レヴァークーゼンはブンデスリーガ第22節でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、0-0で引き分けた。

首位バイエルンを勝ち点8差で追いかける2位レヴァークーゼンは、逆転優勝への望みを繋ぐべく序盤からゲームを支配。ボールポゼッション率でバイエルンを圧倒し、終始優位に試合を進めたが肝心のゴールを奪うことはできず、無得点のまま試合終了。勝ち点差を縮める絶好機を逃してしまった。

ブンデスリーガでは、2006-07シーズンに第22節終了時点で首位シャルケから勝ち点5差だった2位シュツットガルトが逆転優勝を遂げているが、8ポイント差を引っくり返した例はない。
そうした過去のデータから見れば、今シーズンの優勝争いはレヴァークーゼンにとって相当難しいものになったと言わざるを得ない。しかし、指揮官のシャビ・アロンソ監督はバイエルン戦後、「結果や順位については4月になったら話題にする。まだ12試合ある」とコメント。さらに、主将のグラニト・ジャカも今は自分達のことに集中すべきとの考えを口にしている。

「僕らは順位表に興味がない。昨シーズンも僕らは順位表を気にしていなかった。20ポイントもリードしていたけどね。だから今日も気にしていなかった。今日でバイエルンと8ポイント、5ポイント、あるいは11ポイン差になるかもしれないというようなことは考えていなかった。今日のような試合がこれからもできれば、僕はチームのことを誇りに感じる」(ドイツ紙『Bild』より)

バイエルンがまだフランクフルト、シュツットガルト、ライプツィヒといった上位勢との対戦を残しているとは言え、レヴァークーゼンが今の状況から逆転優勝を遂げるにはこれ以上の勝ち点の取りこぼしは許されない。無敗優勝を達成した昨シーズン並みのハイパフォーマンスが必要かもしれない。

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