大一番でのブンデスデビューとなった伊藤洋輝 現地メディアの評価は?

左サイドバックで先発出場した伊藤洋輝 photo/Getty Images

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68分までプレイ

バイエルン・ミュンヘンは15日に行われたブンデスリーガ第22節でレヴァークーゼンと対戦した。

首位と2位による天王山。この大一番で日本代表DF伊藤洋輝が左サイドバックの位置で初先発となりブンデスリーガデビュー戦を飾った。試合はホームのレヴァークーゼンが圧倒しバイエルンが耐え抜く形の展開となるが、両チームとも最終的にゴールは生まれず試合は0-0のスコアレスドローで終わった。

伊藤は68分までプレイ。体を張ったプレイでチームの守備に貢献し、66分には左CKの流れからナイジェリア代表MFネイサン・テラに頭で合わせられるピンチを迎えたが、伊藤がそれに反応して頭で跳ね返し危機察知能力の高さを見せた。
伊藤については地元メディア『AZ』は「 昨夏シュツットガルトから移籍してきた日本人選手にとって、初の先発イレブン入り。足の骨折で苦しんだ数カ月は終わった。ゲレイロに代わって左サイドバックに入った。(39分に)フリンポンにファウルをしたとき、彼が明らかに最後の一人でなかったのは幸運だった。(66分に)ゴールライン上のボールをクリアし、その後交代した」と記し、採点で「4」の評価となった(5段階評価で数字が小さいほど高評価)。

また、『Kicker』では伊藤に対し、「中足骨骨折以来初めて先発イレブンに名を連ねた伊藤は守備で挑戦し、幸運にも前半終了時の点差を防いだが、前線での攻撃では何も機能しなかった」とまずまずの評価であった。

今季シュツットガルトからバイエルンに加入した伊藤は、7月のプレシーズンマッチで負傷しシーズン開幕前に離脱。昨年11月に再手術を受け長期離脱を強いられた。そんな中今年に入って徐々に回復し、12日に敵地で行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレイオフのセルティック戦で78分から途中出場していた。

バイエルンは今後、現地時間18日にCLプレイオフにてセルティック、23日にフランクフルト(共にホーム)と対戦する。


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