昨季3位の町田は広島に敗戦 黒田監督は「交代のタイミングが難しかった」

町田ゼルビアの黒田監督 photo/Getty Images

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DF2人が負傷交代

14日に開幕した2025明治安田Jリーグは16日に第1節の2試合が行われ、町田ゼルビアはホームでサンフレッチェ広島と対戦した。

昨シーズンは3位でシーズンを終えた町田。開幕戦ではいきなり昨シーズン2位の広島との試合。試合は26分に相馬勇紀が敵陣中央からのドリブルでペナルティエリアに侵入。最後は左足でゴール右下へと流し込み町田が先制する。

しかしその後は広島の押し込む時間が続く、59分、フリーキックのこぼれ球を加藤陸次樹がヘディングでゴール前に供給するとトルガイ・アルスランが合わせて押し込み広島が追いつく。77分にはジャーメイン良がミドルシュートを放つとGK谷晃生が弾いたボールを中村草太が押し込んで広島が逆転。町田はその後攻め続けたが、広島がリードを守り切ることに成功し試合終了。町田は1−2で広島に逆転負けを喫した。
この試合でDFの岡村大八、菊池流帆の2人が負傷。ホームでの開幕戦を落とし、さらには期待の新戦力DF2人が立て続けに負傷交代を強いられている展開となったが、試合後黒田剛監督は『DAZN』のインタビューにて「決して悪い入りではなかったし、先制したところも悪くはなかったんですけど、やはりケガで2人の交代枠を使わざるを得ない、しかもそれがCB2人というすごく難しい局面に陥ったなと。それでもゼロに抑えながらというところはテーマとしてありましたが、残念な結果になったなと思います」と試合をと振り返った。

アクシデントもあり、徐々に広島に流れが傾いていく中、状況をどう打開しようと考えていたかという質問に対し、「ケガで2枚の交代枠を使ってしまいあと1回しか残っていない状況で多くの時間が残っていたので、交代のタイミングも難しかった。これを教訓にしながら、切り替えて2つ目にいかなければならないと思いますけど、次のゲームで必ず勝ち点3を取れるようにもう一度作り直したいと思います」と前を向いた。

開幕戦でいきなり2人の負傷者が出るトラブルに巻き込まれ黒星スタートとなった町田。その町田は次戦22日に敵地でFC東京と対戦する。

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