アモリム・ユナイテッドが復調するには残り2~3回の移籍市場が必要? クラブOBが持論展開

古巣にダメ出しのネヴィル氏 photo/Getty Images

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3バックに合う人材を見付けられるか

エリック・テン・ハーグ前監督を解任し、スポルティングCPからルベン・アモリム監督を引き抜いたマンチェスター・ユナイテッドだが、思うような成果は挙げられていない。

ELとFA杯はなんとか勝ち残っているが、プレミアリーグでの成績は一向に上向かず、直近のリーグ戦ではトッテナムに敗れ、15位に沈んでしまっている。

そんな不甲斐ないユナイテッドに対し、クラブOBであるギャリー・ネヴィル氏は復調するためには「2回から3回の移籍市場での投資が必要になる」と『Sky Sports』で語った。
「[3-4-3]というのは独特なシステムだ。互いに連携して広い範囲をカバーできるMFが必要になる」

「CBは3人必要になる。そのうちの2人はWBが前進した時にサイドでプレイできる能力が必要だ。つまりチーム全体でスペシャリストが求められている」

「アモリムとユナイテッドのスカウトはどれだけ早く[3-4-3]に適応できる選手を獲得できるのだろうか」

「これまでの投資を考えると、移籍市場は2から3回は最低でも必要になる。もちろんPSRの瀬戸際にクラブがいることはわかっている」

「彼らは過去3年間で3億ポンドを失っており、今後の移籍市場で使える資金を用意するには努力しなければならない。ここ数年は多くの無駄があった」

ネヴィル氏が指摘するように過去数年の移籍市場では大金をはたいて選手を獲得するも、うまくチームにフィットしないことが多々あった。クラブや監督とのミスマッチは避けるべき事柄であり、今後の移籍市場では慎重に選手を獲得することになるのだろうか。

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