バイエルン戦で存在感放ったレヴァークーゼンMFヴィルツ 識者「ムシアラとは違うリーグにいる」

レヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツ photo/Getty Images

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攻守両面でチームを牽引

15日(現地時間)、レヴァークーゼンはブンデスリーガ第22節でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、0-0で引き分けた。

首位バイエルンを勝ち点8差で追う2位レヴァークーゼンは、逆転優勝への望みを繋ぐために序盤からバイエルンを圧倒。肝心の得点を決めることはできず、バイエルンとの勝ち点差を縮めることはできなかったものの、チームとしての完成度の高さを改めて示した。

とりわけ圧巻のパフォーマンスだったのはフロリアン・ヴィルツだろう。同選手は、この試合で12㎞を越える走行距離を記録し、デュエル回数はチーム最多の37回。縦横無尽にピッチを駆け回り、ボールのある局面には常に関わって攻守にわたってチームを牽引していた。
バイエルンのOBで現在は解説者のディトマール・ハマン氏もヴィルツを称賛している。ドイツメディア『SKY』の番組内で同氏はヴィルツについて以下のように語っている。

「ヴィルツは今のところバイエルンのジャマル・ムシアラとは別のリーグに所属している選手。ヴィルツは自分のチームを良くすることができる。それに比べるとムシアラはソロプレイヤーだ。彼はドリブルが機能しないと消えてしまう」

「私の中でのヴィルツは、今後1年もしくは2年のうちに世界トップクラスの選手になると思われる存在だ。彼は常に大事な局面に現れるし、顔を上げてチームメイトのことをよく見ている」

ともにドイツの至宝と評されているヴィルツとムシアラだが、チームに与える影響力という点では既にヴィルツのほうがムシアラよりも明らかに上。それがハマン氏の評価のようだ。


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