怪物ロナウドの選ぶ史上最悪のチームメイトは? 「レアル・マドリードには冗談みたいな選手がいた……」

レアル時代の同僚であるロナウド氏とグラヴェセン氏 Photo/Getty Images

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怪物と狂犬

バロンドールを2度受賞し、ワールドカップではMVPや得点王にも輝いた“怪物”ロナウド氏は、ブラジル代表やレアル・マドリード、インテルなどで素晴らしいチームメイトと偉業を成し遂げてきた。常に史上最高のスター選手と共にプレイしてきたロナウド氏だが、そうではない選手もいたようだ。同胞ロマーリオ氏の『Youtube』チャンネルに出演し、史上最悪だったチームメイトについて語っている。

ロナウド氏が選んだのは、トーマス・グラヴェセン氏だ。荒っぽいプレイスタイルから「マッドドッグ」と呼ばれ、在籍していたエヴァートンのファンからは今でもカルト的な人気がある。同クラブでは攻撃的なミッドフィルダーとして公式戦141試合で11ゴールを記録。2005年1月にはレアル・マドリードに移籍し、中盤の底でプレイして34試合に出場し1ゴールを決めている。デンマーク代表でも66試合に出場して5得点を挙げた。UEFA EURO 2000、2002 FIFAワールドカップ、UEFA EURO 2004に中心選手としてプレイした。

しかし、気性が荒いためレアル在籍時には練習中にロビーニョに危険なタックルを仕掛けたことがきっかけで乱闘となった後に「殺す」と脅したり、ロナウド氏の歯を一本折ったりしたことで有名である。レアルの在籍期間は短かったが、ロナウドに悪い印象を残すには十分な期間だったようだ。ロナウド氏は以下のように語っている。
「レアル・マドリードに冗談みたいな選手がいたよ。グラヴェセンだ」

「彼はデンマークのミッドフィルダーだった。 彼は本当にクールで、いいヤツだった。少し前、彼は5000万ドルのポーカートーナメントか何かで優勝したんだ。しかし、サッカーは本当に下手だった。相手を殴り倒していたよ」

『talkSPORT』によれば、現在はラスベガスに拠点を移しポーカーで約153億円稼いだという。現役時代はロナウドからは尊敬を得ることはできなかったが、ポーカーの実力は超一流なのかもしれない。


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