スロットはもっと遠藤航を信頼すべき? ウルブズ戦の20分間に集まる称賛「遠藤を好んでいなかったかもしれないが、今季は信頼すべき」

リヴァプールでプレイする遠藤 photo/Getty Images

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もっと出番を増やすべきか

今季よりリヴァプールを指揮するアルネ・スロットは、未だプレミアリーグのゲームでMF遠藤航を先発させていない。遠藤のリーグ戦での最長プレイタイムは12月末に行われたウェストハム戦の33分間となっており、遠藤の序列が高くないのは明らかだ。

ただ、リヴァプール専門サイト『Rousing The Kop』はもう少し遠藤のことを信頼すべきだとスロットにメッセージを送る。

スロットは16日に行われたプレミアリーグ第25節のウォルバーハンプトン戦にて、2-1とリードしたラスト20分のタイミングで遠藤をピッチへ送り出した。この20分間のパフォーマンスは高い評価を受けており、遠藤は2-1の勝利に大きく貢献した。
同サイトもこのパフォーマンスを評価しており、もっと遠藤の出番を増やしていくべきとの考えを示す。

結果論ではあるが、今季のリヴァプールは遠藤を投入せずに追いつかれてしまったゲームがいくつかある。3-3で引き分けた12月のニューカッスル戦、2-2で引き分けた1月のマンチェスター・ユナイテッド戦、今月12日に行われたエヴァートンとのダービーマッチ(2-2)ではいずれも遠藤の出番がなかった。

これらの結果から、同サイトは途中出場からでも遠藤の出番を増やしていくべきとの考えだ。

「リヴァプールがリードしたところから終盤にゴールを許したニューカッスル、ユナイテッド、エヴァートンとのゲームで遠藤はベンチに座ったままだった。この結果が偶然とは思えない。遠藤が絶対に何かを変えられたと断言はできないが、もし遠藤がこれら3試合に出場していれば、そのうちの1試合くらいは結果を変えられたのではないか」

「この傾向から学び、スロットはリードを守る際にもっと遠藤をピッチへ送り出すようにすべきだ。当初スロットは遠藤を好んでいなかったかもしれないし、来季彼がチームに残るかは分からない。しかし、今季は彼の仕事を信頼すべきだ。彼はこの点で非常に優れている」

先発の機会は今後も少ないかもしれないが、もう少し早くピッチへ送り出すプランは悪くないはずだ。試合のラスト30分ほどをクローズさせる役割を任せることもできるはずで、スロットはもっと遠藤のことを信頼すべきか。

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