デイヴィスが値千金の劇的同点弾!バイエルンが粘るセルティックを振り切りラウンド16進出決定!

ゴールを決めたアルフォンソ・デイヴィス(右) photo/Getty Images

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序盤から互角の展開

18日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント・プレイオフ2ndレグでセルティックと対戦して1-1で引き分け、2戦合計3-2でラウンド16進出を決めた。

この試合、序盤に主導権を握ったのはセルティックだった。16分に右サイドを突破したジョタがゴール前に押し返しのクロスを供給し、走り込んできた前田大然がボールに触れれば1点というようなビッグチャンスを作り出すと、その直後の18分にもバイエルンのビルドアップの乱れからボールを奪い、最後は前田がゴール正面からフリーでシュート。これは惜しくも枠外となるが、得点を十分に期待させるような試合展開でセルティックは前半を終える。

すると63分、セルティックがついに待望の先制点をあげる。後方から左サイドの前田へ向けて出された縦パスをバイエルンのヨシプ・スタニシッチがクリアしようとしたが上手くクリアすることができずボールはピッチ中央へ転がる。そのボールを前田が猛然と追いかけて拾い、右サイドでフリーになっていたニコラス・キューンにスライディングしながらラストパス。このボールを受けて相手ゴールキーパーと1対1になったキューンが左足で冷静にゴールに流し込み、セルティックがリードを奪う。
失点直後、バイエルンは怪我明けのアルフォンソ・デイヴィスらを投入。猛攻を仕掛けたが守りを固めたセルティックのゴールをこじ開けることができない。しかし、このまま延長戦に入るかと思われた後半アディショナルタイム3分、レオン・ゴレツカのヘディングシュートが相手ゴールキーパーにはじかれた後のこぼれ球に反応したデイヴィスがボールをセルティックゴールに押し込み、バイエルンが土壇場で1-1の同点に追いつく。

試合はその直後にタイムアップとなり、バイエルンが2戦合計3-2で決勝トーナメントへと駒を進めることになった。

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