リヴァプール痛いドローでタイトル争いはひっくり返る?「リーグ戦での絶対的な支配力を失いつつある」

絶好の得点チャンスを逃したヌニェス Photo/Getty Images

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アストン・ヴィラ相手に2-2

前倒しで開催されたプレミアリーグ第29節で、リヴァプールはアストン・ヴィラと戦い2-2のドローに終わった。相手のミスを突いてモハメド・サラーのゴールで先制するも、前半のうちに2点を取られ苦しい状況に立たされたレッズ。61分にトレント・アレクサンダー・アーノルドのゴールで同点に持ち込むも、勝ち点1を得るにとどまった。

変わらず首位に立つリヴァプールだが、この試合でいくつかの悪い兆候が見られたのは確かだ。前半に守備の強度不足から2失点を喫し、途中投入されたFWダルウィン・ヌニェスは絶好のチャンスを逸した。また、同じく途中投入のコナー・ブラッドリーが終了間際に負傷退場している。アディショナルタイムにはヴィラの怒涛の攻撃にさらされ、ドニエル・マレンのシュートがポストをかすめるなど冷や汗をかいた。

試合後にアルネ・スロット監督も「正直に言って結果にはあまり満足していない」「失点していてもおかしくなかった」と反省の弁を述べている。
英『Mirror』は試合を振り返り、2位アーセナルとの勝ち点差を広げるチャンスを失ったことが大きく影響するかもしれないと報じている。

「10ポイント差をつけるチャンスは失われ、今やアーセナルが1試合を残しているという魅力的なアドバンテージを得ている」

「リーグ戦での絶対的な支配力を失いつつあるため、すぐに再びコンスタントに勝利し始めなければならない」

ここから1週間でマンチェスター・シティ、ニューカッスルと戦わねばならない厳しいスケジュールが待ち受けているリヴァプール。アーセナルもアタッカー陣の大量離脱により厳しい状況に立たされているが、次節でウェストハムに勝利すれば勝ち点差は「5」まで縮まることになる。このまま独走でリヴァプールの優勝が決まるかとも思われたプレミアリーグだが、まだまだ波乱がありそうな予感が漂っている。

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