CLで古橋VSバイエルンが見たかった? 激闘のセルティック、クラブOBはまだ嘆き節「キョウゴの売却は未だによく分かっていない」

セルティックでプレイしてきた古橋 photo/Getty Images

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攻撃のバリエーションが増えたのは間違いない

18日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレイオフ2ndレグでバイエルンと対戦したセルティックは、最後の最後に失点を許して1-1のドローに終わった。ホームでの1stレグを1-2で落としていたため、2戦合計スコア2-3でセルティックの敗退が決まった。

セルティックにとっては悔しい結果となったわけだが、クラブOBで解説を務めるクリス・サットン氏にはどうしても忘れられないことがある。それが今冬のFW古橋亨梧売却だ。

セルティックはシーズン途中に古橋をレンヌへ売却することになり、代わりとなるFWも獲得できていない。バイエルン戦では前田大然が大奮闘したが、古橋がいれば攻撃のバリエーションが増えていたのは間違いない。
サットン氏は古橋売却が決まった時もクラブへの不満を漏らしていたが、今回のバイエルン戦でも古橋がいればと考えずにはいられなかったようだ。

同氏はSNSにて「とても大胆で、アグレッシブかつ規律あるパフォーマンスだった。1つ気になるのは、セルティックには強烈な控え選手がいなかったことだ。キョウゴの売却は未だによく分かっていないが、誇るべき夜にこう言ってしまうのは私だけだろうか」とコメントしている。

このコメントに対してサポーターの反応は様々だが、選手層が不十分だったとの意見に賛同する声は多い。

「ヤン(ヒョンジュン)を投入しないといけなかったのだから、それは明らかだ。セルティックは勝ち進むために十分なチャンスを作ったが、投資不足で及ばなかった」

「クリスの言う通りだ。我々の選手層ではあのパフォーマンスを維持できなかった。クラブの上層部はまたしても野心が足りなかった」

「確かに古橋はもういないが、チームは古橋がいた時よりも優れているように見えた。彼は素晴らしい点取り屋ではあったが、今夜のバイエルン戦で彼がチームを良くしてくれたとは思わない」

バイエルン戦でのセルティックは前田、アダム・アイダ、ジョタ、ニコラス・キューン、ヤン・ヒョンジュンを中心に前線を回したが、ここに古橋がいれば何か変わっただろうか。悲願のベスト16進出まであと一歩だっただけに、古橋がいた状態での戦いも見てみたかった。

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