プレミア降格なら退団は避けられない 今季イプスウィッチで急成長するデラップ獲得には76億円が必要に?

イプスウィッチでプレイするデラップ photo/Getty Images

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今季リーグ24試合で10ゴール

イプスウィッチでプレイするFWリアム・デラップ(22)は今夏の移籍市場でのステップアップが噂されている選手の1人だ。

マンチェスター・シティの下部組織出身のデラップは2020年にトップチームデビューを飾るも、ペップ・グアルディオラ率いるスター選手軍団の中で定位置を確保するまでには至らず、公式戦6試合で1ゴールのみに留まっている。

その後、ストーク・シティやプレストン・ノースエンド、ハル・シティへのレンタル移籍を経て、昨夏にイプスウィッチに完全移籍を果たす。総額2000万ポンドほどで昇格組のイプスウィッチに加入したが、デラップはここで才能を開花させており、今シーズンのここまでリーグ戦24試合で10ゴール2アシストをマークしている。
シティを離れ、プレミアリーグ屈指のストライカーへと成長しているデラップ。イングランド代表入りも期待されている同選手にはチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドが注目しているが、英『Football Insider』によると、イプスウィッチは今夏の移籍市場でデラップを売却する際は4000万ポンド(約76億円)ほど要求する姿勢のようだ。

イプスウィッチはすでにチームのエースストライカーになったデラップを1年で売却する意思はないが、プレミアリーグから降格した場合、手放さざるを得ない可能性があることも理解しており、その時は巨額な移籍金を得たいと画策しているという。

イプスウィッチは現在プレミアリーグで18位につけており、降格圏に沈んでいる。しかし17位ウルブズとの勝ち点差はわずか2ポイントのみであり、まだ残留できるチャンスは残されている。

チームは苦戦しているものの、二桁得点を挙げるなど急成長を遂げているデラップ。近い将来のステップアップは確実視されているが、今夏の移籍市場での動きには引き続き注目だ。


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