「浅野、ナバーロの両翼は相手の脅威」 ラ・リーガ終盤戦へ復活の浅野拓磨はマジョルカの切り札となるか

マジョルカでプレイする浅野 photo/Getty Images

目標は欧州カップ戦だ

16日に行われたラ・リーガ第24節のラス・パルマス戦に3-1と勝利し、2025年に入ってからリーグ戦初勝利を手にしたマジョルカ。やや遅れての今年初勝利だったが、リーグ順位は7位と悪くない。欧州カップ戦出場権を狙える位置だ。

そしてこのラス・パルマス戦で今年初先発を飾り、勝利に貢献したのが日本代表FW浅野拓磨だ。

今季よりマジョルカでプレイする浅野だが、昨年9月に膝を痛めて離脱してしまった。思うようにプレイできない日々が続き、今季はまだ1ゴールも決められていない。

しかしラス・パルマス戦では右のウイングとして高い評価を得ており、スペイン『MARCA』もチームにベストバージョンの浅野が戻ってきてくれたと称賛する。

「タクは順調にトレーニングを続け、スタメン入りに近づいていた。そのチャンスがラス・パルマス戦で巡ってくることになり、良いパフォーマンスで監督の判断が正しかったことを証明した。浅野、ロバート・ナバーロの両翼は相手の脅威であり、浅野はムリキのおかげで相手の守備バランスが崩れたところを上手く突いていた。ロッカールームで『タク』と呼ばれる浅野のベストが戻ってきたおかげで、チームの攻撃の選択肢は増え、戦術の多様性が増した」

ラス・パルマス戦で2ゴールを挙げた大型FWムリキに加え、カナダ代表のサイル・ラリンも控えるなど前線のピースはまずまず豪華だ。浅野には最大の武器である爆発的スピードがあり、ムリキやラリンにチャンスメイクしていくうえで浅野のスピードは1つのポイントになるはずだ。

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