アトレティコの補強最優先事項は29歳DFの確保か バルセロナから今季レンタル中のラングレ残留へ交渉予定

今季はアトレティコでプレイするラングレ photo/Getty Images

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今季は20試合で2ゴール1アシスト

アトレティコ・マドリードは今シーズンバルセロナからレンタル移籍にて加入しているDFクレマン・ラングレ(29)を完全移籍で獲得することを検討しているという。スペイン『SPORT』が報じている。

2018年夏にセビージャからバルセロナに加入したラングレだが、序列を落としたここ数シーズンはレンタル移籍を繰り返しており、22-23シーズンはトッテナム、昨シーズンはアストン・ヴィラでプレイし、今シーズンはアトレティコに1年間のレンタル移籍をしている。

加入当初はベンチを温める機会が多かったラングレだが、ロビン・ル・ノルマンの負傷をきっかけに出番が回ってくると、徐々にディエゴ・シメオネ監督の信頼を獲得。出場機会を確保し、ここまで公式戦20試合で2ゴール1アシストを記録している。同選手のプロ意識、献身性、優雅さ、そして優れた守備力をシメオネ監督が高く評価しており、来シーズンもアトレティコでプレイできるように全力を注ぐことをクラブに要求している模様。
クラブ間交渉はまだ行われていないが、今シーズンの終盤にバルセロナとの話し合いを希望しているという。バルセロナも売却には前向きのようで1000万ユーロ(約16億円)ほどの移籍金を要求する可能性が高いようだが、アトレティコはさらなる値下げを望んでいるため、交渉は簡単ではないと同メディアは主張している。しかし、レンタル期間が延長される形で決着する可能性もあるという。

安定した出場時間を確保しているラングレもアトレティコに残留することを望んでいるようだが、同クラブに残るためには給与を下げる必要があることも理解しているようだ。

シメオネは今夏の移籍市場でまず、ラングレを残留させることを最優先事項として考えているようだが、居場所を見つけつつある29歳DFの今後の去就に注目だ。

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