グリズリーズGMがジャ・モラントのトレードの噂はフェイクだと主張 「それは単なる誰かの妄想」

グリズリーズで活躍するジャ・モラント Photo/Getty Images

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衝撃トレードの余波は続く

今冬のNBAトレード市場で、ルカ・ドンチッチとアンソニー・デイビスを中心とした衝撃的なトレードが実現したことでNBA界隈全体に浮足立ったような空気が流れている。それはダラス・マーベリックスにおけるルカ・ドンチッチがそうだったように、絶対的なフランチャイズプレイヤーも例外ではない。今度はメンフィス・グリズリーズのジャ・モラントにもドンチッチ級の大型トレード実現可能性が噂されている。

ジャ・モラントは2021-22シーズンにシーズン平均得点27.4得点を記録し、その後の2シーズンも平均25得点、8アシスト、5リバウンド以上をクリアするハイレベルなプレイヤーとしてリーグ最高のアスレチックさとポテンシャルを披露してきてた。

しかし、今季のジャ・モラントは32試合出場で平均出場時間28.8分、20.7得点、7.4アシスト、4.3リバウンドとスタッツの低下が表れており、度重なる怪我でフィジカルに対して懸念の声が上がっている。それでもチームはジャレン・ジャクソン・ジュニアを中心にハイレベルなパフォーマンスを披露しており、オクラホマシティ・サンダーに続くウェスト2位につけている。そういった事情から、これまでチームのフランチャイズプレイヤーとして活躍してきたジャ・モラントに対して不要論を唱えるものも現れている状況だ。
NBAではトレードから安全な選手がいないという空気感であらゆる選手にトレードの噂が流れているが、それでもグリズリーズのGMであるザック・クラインマン氏がジャーナリストのドリュー・ヒル氏の取材で「それは単なる誰かの妄想」と完全に否定している。

「ジャとのトレードを妄想する他の”関係者”を責めることはできない。しかし、それは単なる誰かの妄想だ。我々はジャをトレードするつもりはない。ジャ、このチーム、そしてこの街を甘く見るのであれば、我々はバスケのパフォーマンスでそれを語る必要がある。この下らない話題の火種にこれ以上酸素を与えるつもりはないし、彼がバスケットボールに戻るのを楽しみにしている」

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