サカが復帰した時、アーセナルは驚異の17歳・ヌワネリをどう起用する? ウーデゴーに代えてトップ下起用も面白いとの意見も

ヌワネリは今季大ブレイクしている photo/Getty Images

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サカ、ウーデゴー、ヌワネリの起用法に注目集まる

今季のアーセナルは負傷者の多さに悩まされているが、ポジションによっては若手が上手く穴を埋めてきたところもある。左サイドバックでは18歳のマイルズ・ルイス・スケリーだ。スケリーは中盤もこなす選手だが、今季はレフトバックとして指揮官ミケル・アルテタの要求に応えている。ここまでのパフォーマンスに文句はつけられないだろう。

そしてブカヨ・サカが離脱した右ウイングでは、17歳のイーサン・ヌワネリだ。アカデミー時代より期待された存在ではあったが、そのテクニックはすでにプレミアリーグでも通用するレベルにある。サカと同じレフティーアタッカーであり、今季はヌワネリに助けられたゲームがいくつかある。

気になるのは、成長著しい若手を今後どのように起用していくかだ。特にヌワネリの場合、サカが復帰した時にどう起用していくのか。英『Football London』もその未来を楽しみにしている。
ヌワネリのポテンシャルが抜群であることは確かだが、さすがに実績ではまだサカが上だ。サカを右ウイングの1番手から外すプランは存在しないだろう。ヌワネリは右ウイングの2番手候補となる。ただ、同メディアはヌワネリをピッチ中央で起用することも可能と見る。サカとの同時起用プランだ。

トップ下にはリーダーのマルティン・ウーデゴーがいる。ウーデゴーはチャンスメイカー、さらに精神的支柱ととして外せない存在ではあるものの、今季リーグ戦では2ゴール3アシストに留まっている。2022-23シーズンの15ゴール7アシストの成績と比べれば、かなり物足りない数字ではある。

もちろんウーデゴーが不要になったわけではないが、ヌワネリの攻撃センスも負けてはいない。チームバランス的にウーデゴー、ヌワネリ、サカの3人を同時先発させるのは厳しいかもしれないが、ゲームによってはトップ下でウーデゴーよりヌワネリを優先してもいいかもしれない。それだけの力がヌワネリにはあるはずだ。サカとウーデゴーの負担を軽減する役割としてヌワネリの存在は大きく、今後この3人をどうローテーションしていくのかアルテタの手腕に注目が集まる。

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