総得点47ゴール中36ゴール ブレントフォードの「ファンタスティック・フォー」

ファンタスティック・フォーの1人、ムベウモ photo/Getty Images

トニー不在を感じさせない攻撃力だ

今季もトーマス・フランク監督のもとで安定したパフォーマンスを披露しているブレントフォード。直近のプレミアリーグでのレスター戦ではアウェイで4得点の快勝を収め、リーグ戦での11勝目を挙げた。

ブレントフォードはチームのエースストライカーであるイヴァン・トニーを放出し、その代役として獲得したイゴール・チアゴも大怪我に見舞われるなど不運なシーズンを過ごしているが、前述したように4ゴールを挙げる攻撃力のあるチームで、今季はすでに9試合で3得点以上を挙げている。

その攻撃陣を支えているのが、15ゴールのブライアン・ムベウモと12ゴールのヨアネ・ウィッサだ。両者ともに直近のレスター戦でゴールを決め、チームを勝利に導いた。

『Sky Sports』では前述のムベウモとウィッサ、そしてケヴィン・シャーデ、ミッケル・ダムスゴーのカルテットをレアル・マドリードのアタッカー陣に例えて「ブレントフォードのファンタスティック・フォー」と呼んでいる。ブレントフォードはここまで47ゴールを挙げているが、この4人で36ゴールを挙げており、彼らが攻撃の中心といえるだろう。

彼らは優秀であるがゆえにすでに多くのチームから狙われている。ウィッサは1月にノッティンガム・フォレストからオファーを受けており、シャーデも母国ドルトムントから関心を寄せられている。

同メディアは彼らが来季も同じチームでプレイするには欧州カップ出場の権利が必要であると主張している。現時点でのリーグテーブルでは10位とカップ戦出場が確定する5位まで遠い順位となっているが、5位ボーンマスとの勝ち点差はわずか6ポイントと少なく、ファンタスティック・フォーの活躍次第で上位フィニッシュも十分に狙える位置につけている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.302 攻撃型MF新四天王

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ