一時は逆転許すも、粘った名古屋は神戸から勝ち点1を獲得 今節は“崩れなかった”パフォーマンスを指揮官は称賛 「選手たちは戦って相手に負けないファイトを見せてくれた」 

徳元悠平と抱擁する長谷川健太監督 photo/Getty Images

続きを見る

85分のPKで追いつく

2025明治安田J1リーグ第2節でホームに王者ヴィッセル神戸を迎えた名古屋グランパス。

前半をスコアレスで折り返したこの試合は後半に大きく動く。56分に徳元悠平がFKを直接決め、名古屋が先手を取ることに成功したが、70分と75分に神戸のエース大迫勇也に立て続けに失点を許し、逆転されてしまう。

立て続けの失点で、前節の川崎フロンターレ戦(0-4)のように守備が崩れることが心配された名古屋だったが、これ以上の失点を許さず。さらに85分には浅野雄也が獲得したPKを稲垣祥がしっかりと決めて、試合を振り出しに戻した。
勝利するまでには至らなかったが、逆転されながらも2-2で試合は終了。名古屋は勝ち点1を獲得した。川崎戦の後、長谷川健太監督は「戦う姿勢で負けていた」と語り、立て続けの失点を悔やんだが、今節は崩れずに同点まで持ち込んだ選手らのパフォーマンスを称賛した。

「もちろんホームなので勝ち点3、勝利を目指して戦ったが、一回逆転された後、途中から入った選手が流れを引き戻すようなプレイや相手のゴールに迫るシーンを作ってくれた。前節は1点リードされた後、自滅のような形で崩れてしまったので、もちろん先制したので引き分けに満足はできないが、ただ選手がよく頑張ってくれた」

「至る所で選手たちは戦って相手に負けない強いファイトを見せてくれたと思うし、今日はそれがあったから同点に追いつくことができたかなと思う。また昨シーズンはなかなか複数得点できなかったり、開幕当初からゴールが取れない試合も多かったので、そういう意味では2点とって勝ち点1を獲得できたのはポジティブに捉えていきたい」(『DAZN』より)

今シーズン初勝利とはならなかったが、神戸を相手に粘り強く戦い、勝ち点1を獲得できたことは名古屋にとっても大きいだろう。次節はアウェイでのFC東京戦となるが、今度こそ今シーズン初勝利を飾れるか。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.302 攻撃型MF新四天王

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:国内サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ