ラッシュフォードに“らしさ”が戻ってきた!? アストン・ヴィラを逆転勝利に導く2アシストに称賛集まる「新たなヒーロー」「ボールを持つたびに危険な存在」

今冬よりヴィラでプレイするラッシュフォード photo/Getty Images

チェルシーに2-1で勝利

プレミアリーグ第26節でチェルシーと対戦し、アストン・ヴィラと対戦し、2-1の勝利を飾ったアストン・ヴィラ。

開始早々の9分に失点を許したヴィラだったが、この流れを変えたのが今冬マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍にて加入したマーカス・ラッシュフォードだ。

後半よりピッチに送り出されたラッシュフォードは57分にマルコ・アセンシオのゴールをお膳立てすると、終了間際の89分に再びアセンシオのゴールをアシスト。新加入選手の2人が躍動し、チェルシーを相手に逆転勝利を収めたヴィラ。試合後、元リヴァプールのジェイミー・レドナップ氏は英『Sky Sports』にて「新たなヒーローがいる」とラッシュフォードを称賛した。

「あの交代選手が全てを変えた。彼は素晴らしかった。ラッシュフォードが投入され、彼はエネルギーと熱意、そして我々が彼に期待する全てを与えてくれた。走り、意欲... 彼は素晴らしかった。チェルシーを後手に回らせる推進力を与えた」

「今、彼は毎秒を楽しんでいるように見える。彼は熱意を持って取り組んでおり、マンチェスター・ユナイテッドで彼に投げかけられたすべてのことと今では真逆のことをしている。彼は顔に汗をかいているが、『ここにいたくない』とでも言いながら走り回っているわけではない。彼はあの赤と青のシャツを着たいように見える」

またレドナップ氏は「自分が愛せる場所、良い環境を見つけたことは確か。アストン・ヴィラにとって本当に良い取引だった」とも語っており、本来のラッシュフォードらしさが垣間見えたことを喜んだ。

チームメイトのユーリ・ティーレマンスもラッシュフォードを称賛しており、「マーカスは、1対1でも1対2でも相手を脅かすことができる選手。彼は左サイドで異なる何かをもたらしてくれるので、彼のプレイは私たちにとって非常に重要だ。彼はボールを持つたびに危険な存在だった」と語っている。

ヴィラの今シーズンプレミアでの目標はCL出場権獲得となるが、期待集まるラッシュフォードはウナイ・エメリのチームで輝きを取り戻せるか。


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