今季のプレイ時間は“401分”のみ 出場機会に悩むもエンドリックはポジション争いに意気込み 「レアル・マドリードの一員であることは名誉であると同時に、挑戦」

レアルで出場機会に悩むエンドリック photo/Getty Images

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リーグ戦でのスタメンはなし

今シーズンよりレアル・マドリードでプレイするブラジル代表FWエンドリックは出場機会の確保に悩んでいる。

ここまで公式戦23試合に出場し、5ゴール1アシストをマークしている同選手だが、プレイ時間は401分のみ。スタメンは3回でリーグ戦では途中出場のみとなっている。

チームにはキリアン・ムバッペやヴィニシウス、ロドリゴなどワールドクラスの選手らが揃っているため、ポテンシャルがあるとはいえ18歳のエンドリックが定位置を確保するのは簡単ではない。悔しい日々が続いているが、神童はポジション争いへの意気込みを『UOL Esporte』にて語っている。
「私はここで、世界最高と断言できる才能溢れる人たちとプレイしている。彼らが私のそばにいて、助けてくれるのは素晴らしいことだが、彼らのレベルに達するには、試合だけでなくトレーニングでも、すべての練習でレベルアップしなければならない」

「レアル・マドリードの一員であることは名誉であると同時に、挑戦でもある。ここでは試合の激しさについて多くを学んだが、それだけではない。周りにも敵にも才能豊かな選手がたくさんいるので、チームメイトとスキルや動きを組み合わせて、さまざまな解決策を学ぶことができる。ここでは毎回、特別な何かを期待することができる」

出場機会を求めて今冬移籍の噂も浮上したが、エンドリッキはレアルで戦うことを決意しており、世界トップクラスの選手らとのトレーニングから何かを盗もうとしているようだ。確かに今はまだ出番が少ないかもしれないが、試合に出れなくてもワールドクラスのチームメイトからスキルやメンタリティなど学べるところはたくさんあるだろう。

ポジションを確保するまでにはまだ時間がかかるかもしれないが、クラブの将来を担う存在として期待される神童エンドリックはどんな選手に成長するのか、楽しみだ。

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