日本でも人気のオラスクアガが、京口戦に向けて来日 「どう来ても対応できる」と2度目の防衛に自信を語る

オラスクアガは現WBC世界バンタム級王者の中谷潤人と十代から親交を深めている photo/Getty Images

5戦連続で日本のリングに上がる

プロボクシングWBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガが、3月13日に行われる京口紘人戦に向け、来日した。

対戦相手の京口はIBF世界ミニマム級とWBA世界ライトフライ級の世界2階級制覇王者。以前、寺地拳四郎に負けてライトフライ級の王座を失った後、フライ級に転向し、同級王者のオラスクアガを相手に再びタイトルマッチに挑戦する。

一方、オラスクアガは今回の試合を含め、5戦連続で日本のリングに登場することとなる。そのうち4回がタイトルマッチで、そのうち3勝は強打によるKO勝利を収め、王座獲得と防衛にも成功した。その戦いぶりから日本でも人気を獲得している。

そのオラスクアガは、日本で調整を行う帝拳ジムを通じて「コンディションはとても良い。日本が寒いことは事前にチェックしてきたので何の問題もない。ロサンゼルスでは良い準備、良いスパーリングをこなしてきた」とコンディションの良さをアピール。相手の京口の印象については、「とても良いボクサーだと思う。試合映像も確認し、良いパンチ、良いプレッシャーを感じた。しかし私のプレッシャーは彼が経験したことの無いものだと思う。試合展開は彼次第だと思う。彼が前に出てくるか、距離を取るか、どう来ても私はすべてに対応できる準備が整っている」と勝利への自信を見せた。

果たしてオラスクアガは日本の地で再びタイトル防衛を果たすのか、それとも京口が王座返り咲きとなるのか、実力が拮抗した者同士の激闘が予想される。

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