那須川天心と対戦相手のモロニーが共に計量を一発パス フェスオフでは微動だにせず約10秒の睨み合い

格闘技のキャリアで一度も負けたことがない那須川 photo/Getty Images

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元世界王者に挑戦する那須川

2月23日、東京都内のホテルで「PRIME VIDEO BOXING 11」の前日計量が行われた。

その中で、セミファイナルで対戦する那須川天心とジェイソン・モロニーが登場し、両者共に計量を一発でパス。無事に試合開催が決定した。

この対決は119ポンド(約53.98キロ)契約の10回戦。那須川はプロボクシング転向後6戦目となる。その対戦相手のモロニーは、バンタム級で元世界王者を経験している強敵だ。
プロボクシングに転向後も、持ち前の格闘センスを活かし、トントン拍子にWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者まで駆け上ってきた那須川にとってこの戦いは、世界から見た彼のボクサーとしてのレベルを測る重要な一戦となる。そしてもちろん、これまでにこの競技で戦ってきた相手と比べても、モロニーは過去一番の強敵と言っても過言ではない。

今回、那須川は計量で53.9キログラムを計測。クリアした直後に両手を左右に広げるポーズを取った。その後、モロニーも同体重でクリアし、フェスオフでは両者が目線を合わせ、約10秒間睨み合い続けた。

モロニーは来日後、公開練習にて「この挑戦はまだ早すぎたと分からせたい」と挑発。それに対し那須川は「既にそのレベルにある。練習でそれ以上のものをつくってきた」と語っていた。

果たして那須川は、この最大の壁を打ち破ることができるのか、運命の一戦は明日ゴングが鳴らされる。

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