直近17試合でマンUが“前半に決めたゴール”はB・フェルナンデスのPKのみ…… 重苦しすぎる前半45分が続く

エヴァートン戦も苦しい展開になったマンU photo/Getty Images

今節のエヴァートン戦も前半を0-2で折り返す

22日にプレミアリーグ第26節でエヴァートンと対戦したマンチェスター・ユナイテッドは、2点のビハインドを負いながらも2-2のドローに持ち込んだ。

最終的に勝ち点1を拾った粘りは見事だが、お世辞にも良い戦いとは言えないだろう。前半のうちに2失点を喫して0-2で前半を終えることになったわけだが、今季のマンUは重苦しい雰囲気で前半を終えるパターンが非常に多い。

というのも、2025年に入ってからの公式戦でマンUが前半のうちに奪ったゴールは1点しかない。それもMFブルーノ・フェルナンデスが決めたPKによるもので、前半のうちに流れの中から得点を奪ったゲームは昨年12月8日のノッティンガム・フォレスト戦が最後だ。そこからは前述のブルーノ・フェルナンデスのPKを除けば、前半に流れの中から得点を決めたゲームが17試合連続で無いことになる。

この17試合のうちには、アマド・トラオレが88分と90分に得点を決めて逆転勝利を収めたマンチェスター・ダービー、同じく80分にトラオレがゴールを決めて2-2に持ち込んだリヴァプール戦、またまたトラオレが82分からハットトリックを決めたサウサンプトン戦、ブルーノ・フェルナンデスのアディショナルタイム弾で勝利したヨーロッパリーグ・レンジャーズ戦、ジョシュア・ザークツィーのアディショナルタイム弾で勝利したFA杯4回戦のレスター・シティ戦など、劇的なゲームも少なくない。

この粘り強さを素直に評価すべきなのかもしれないが、サポーターとしては前半から有利にゲームを進めてほしいところだろう。リードを保ってハーフタイムに入る展開がかなり少なくなっており、次節のイプスウィッチ・タウン戦こそはスッキリとした前半45分を見せてほしいところだ。

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