開幕当初のサンチョ・フィーバーはもう消えた? チェルシーでも結果出ぬ現状にOBは「ジェイドンはもっと頑張らないといけない」

今季の立ち上がりは良かったサンチョ photo/Getty Images

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序盤は3試合連続アシストもあったが……

昨夏にマンチェスター・ユナイテッドからチェルシーにレンタルで加わったFWジェイドン・サンチョは、チェルシーで良いスタートを切った。9月のボーンマス戦、ウェストハム戦、ブライトン戦と3試合連続でアシストを記録し、当初は手放したマン側が後悔することになるのではとも言われた。

しかし、ちょっとしたサンチョ・フィーバーは早々に終わってしまったと言える。12月にサウサンプトン、トッテナムと2試合連続で得点を決めたゲームはあったが、今季リーグ戦の得点はこの2点のみ。アシストも4つに留まっており、得点関与数は物足りない。

英『Daily Mirror』によると、チェルシーOBのジョン・オビ・ミケル氏はここが踏ん張りどころだとサンチョに奮起を促している。このままの成績でシーズンを終えるわけにはいかないだろう。
「最初の数試合を見た時は騙されたよ。『ああ、ドルトムント時代のジェイドンが戻ってきたのか』と思った。しかし、ドルトムント時代の彼はすぐに消えてしまった。ジェイドンに何が起きたのか分からないが、好調だった時の彼はまた姿を消したのだ。もう相手をドリブルで抜くこともなければ、チャンスも作らない。チームに貢献していない。ジェイドンはもっと頑張らないといけないよ。何が起きたかは知らないが、目を覚ます必要がある」

ウイングとして得点に絡んでいく必要があり、ドルトムントでは通算53ゴール64アシストとそれが出来ていた。マンUへ移籍してからは別人のようになっており、チェルシーへ移籍した今季もそれは変わらない。シーズン終盤へもう少し得点を増やしていきたいところだが、サンチョは結果を残せるだろうか。

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