アーセナルがタイトルを獲得する確率は「20%」もある!? ヴェンゲル氏語る「私は寛大すぎるのかもしれないが」

ウェストハム戦に敗北したアーセナル Photo/Getty Images

かつてのアーセナル指揮官は語る

プレミアリーグ第26節、首位リヴァプールはマンチェスター・シティを下し、勝ち点を64まで伸ばした。一方、2位アーセナルはホームでウェストハムによもやの敗戦を喫し、勝ち点は53のまま。リヴァプールが1試合消化の多い状態でアーセナルに11ポイントの差をつけ、もはやプレミアリーグのタイトル争いは終焉したとの見方も強いようだ。

しかし元アーセナル指揮官であるアーセン・ヴェンゲル氏は、古巣がリーグタイトルを取る可能性はまだ残っていると『be in sports』で述べた。同氏はシティ対リヴァプールのハーフタイムに次のように語った。

「もし今日リヴァプールが勝てば、勝率は80%だと言える。希望を持ち続けなければならない」

「私は寛大すぎるのかもしれない。残り11試合、11ポイントのリード、そして(直接対決を)1試合残した状況で、これはもちろん驚かれるだろう。もしリヴァプールが今日勝てば、シーズン開始以来負けたのは1試合だけとなる。残り11試合のうち4試合も負けるとは思えないだろうからね」

確かにここまでわずか1敗のリヴァプールが、残りのスケジュールで4試合も負けるとは考えにくい。現実的に考えれば、アーセナルがタイトルに到達する可能性はわずか数%といったところだろう。しかしまだ何も決まっていない状況で、諦めるべきではないとヴェンゲル氏は語った。

アタッカーの多くを負傷で失い、絶望的な状況にあるアーセナル。ヴェンゲル氏の言葉通り諦めず戦い抜くことができるか。精神力が試されている。

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