マディソンが目指すはトゥヘル新体制でのイングランド代表復帰 今季10G7Aの司令塔は招集なるか 「私より得点とアシスト数が多いMFはそう多くない」

トッテナムでプレイするマディソン photo/Getty Images

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来月初陣を迎える

イングランド代表の新監督に就任したトーマス・トゥヘルの初陣は3月に控える2026年北中米W杯欧州予選。新体制一発目に誰が選ばれるのかは大きな注目を集めているが、代表復帰に並々ならぬ思いを持つのがMFジェイムズ・マディソンだ。

トッテナムでプレイするマディソンはイングランド代表常連組だったが、昨シーズンは怪我から復帰して以降、パフォーマンスが低下。シーズン終了後のEURO2024のメンバーから落選するなど悔しい思いを味わった。

代表復帰を目指して挑んだ今シーズンはここまで公式戦33試合で10ゴール7アシストを記録。怪我で離脱したりパフォーマンスが指摘されることもある同選手だが、1957分と限られた時間の中で数字を残している。
そんななか、英『Evening Standard』にてトゥヘルと連絡をとったかどうかを聞かれたマディソンは「うん、連絡をとったよ。おそらくFAが特定したかなり大勢の選手の中から、選考対象となる多くの選手に接触していると思う」と答え、悲願の代表復帰への思いを語った。

「私はその一員になることに飢えている。調子も良いし、数字も良い。私より得点とアシスト数が多いミッドフィルダーはそう多くない。特に今、私は調子も良いし、キレも良い。ほとんどの試合で影響を与えることができるとわかっている」

「ただそれを続けることだ。そして、いつも言っているように、トッテナムであのレベルでプレイできれば、あとは自然と上手くいくはずだ。私は本当に強い自信を持っているからね」

今のイングランド代表に入ることは至難の業で、どのポジションにも数人のスター選手がいるが、マディソンは違いを作り出す選手の1人であり、トゥヘルが招集してもおかしくない。3月21日のアルバニア戦、24日のラトビア戦に挑む新生イングランド代表には大きな注目が集まるが、誰が選ばれるのか。


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