世界で最も過小評価されているセンターフォワード? 不調のドルトムントでネットを揺らし続けるギラシはもっと称賛されるべき点取り屋だ

ドルトムントでプレイするギラシ photo/Getty Images

チーム状況に左右されることなく得点量産

今季途中に指揮官ヌリ・シャヒンを解任してニコ・コバチを招聘するなど、ドルトムントは難しいシーズンを過ごしている。

そのチームの希望となっているのがエースのFWセール・ギラシである。チャンピオンズリーグでもここまで10ゴールを挙げ、チームをベスト16の舞台へと導いてきた。

さらに国内のブンデスリーガの方では、22日に行われた第23節のウニオン・ベルリン戦で驚異の4ゴール固め打ちを披露。チームも6-0と大勝を飾っており、チームとしてもここから勢いに乗っていきたいところ。

そのギラシを絶賛したのがスペイン『SPORT』で、現代でも最高クラスのセンターフォワードと称賛。ドルトムントの不調もあり、正しい評価を得ていないと取り上げている。

「ドルトムントに元気がないからか、ドルトムントが1800万ユーロと安価で獲得したからなのか、ギラシは世界最高の9番の1人だが、最も過小評価されているFWの1人だ。ギラシはアシスト部分も見逃せず、彼は決定的なフィニッシャーであることに加えてチャンスメイカーでもある。187cmのサイズを活かして前線で体を張るなどハードワークもしており、ドルトムントにとっての希望だ」

昨季はシュツットガルトのエースとしてブンデスリーガで28ゴールを挙げており、そのペースを移籍したドルトムントでも落としていないのは見事と言うしかない。特にチームが不調であることを考えると、ギラシの数字は印象的だ。

ドルトムントがリーグ戦で順位を上げ、なおかつCLでも昨季に続くファイナルを目指すには、ギラシの大爆発が欠かせない。

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