バイエルンで初ゴール記録の伊藤洋輝に現地紙高評価! 堂安とともに週間ベストイレブンにも選出

バイエルンの伊藤洋輝 photo/Getty Images

リーグ戦2戦連続先発出場

23日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガ第23節でフランクフルトと対戦し、4-0で勝利した。バイエルンの伊藤洋輝はこの試合に先発出場し、63分にアルフォンソ・デイヴィスと交代して退いた。

前節レヴァークーゼン戦に続いてリーグ戦2試合連続で左サイドバックとして先発起用された伊藤は、序盤こそビルドアップの際にボールを失う場面が何度かあったものの時間の経過とともに安定したパフォーマンスを発揮。果敢なオーバーラップからの攻撃参加でチャンスメイクに加わるなど見せ場を作って前半を終えた。

すると、後半に入って61分に伊藤にビッグチャンスが訪れる。右サイドからのコーナーキックの場面でゴール前に蹴り込まれたボールを両チームの選手達が競り合い、そのこぼれ球が伊藤のもとへ。伊藤はこれを右足でしっかりとゴールに押し込み、自身にとって新天地での初ゴールとなる貴重な追加点をチームにもたらした。

試合後、ドイツ紙『tz』はバイエルンの各選手を6段階評価(1が最高、6が最低)で採点し、伊藤にはジャマル・ムシアラやマイケル・オリーセらと並ぶチーム最高タイの評価点2を与え、さらに以下のような寸評を掲載している。

「自身にとって2度目の先発出場となったこの試合では、まずいポジショニングからフランクフルトに最初のビッグチャンスを許すなど立ち上がりに難しい場面が何度かあった。しかし、そのことは結果的に攻撃の際に前に出ていく動きをより刺激することになったようだ。バイエルンでの初ゴールは、彼に対する正当な報酬だ」

また、ドイツのサッカー雑誌『Kicker』でも伊藤は評価点2.5という高評価を与えられ、さらに21日に行われたブレーメン戦で2ゴールを決めたフライブルクの堂安律らとともに第23節の週間ベストイレブンにも選出されている。

復帰からまだ間もない伊藤だが、早くもチームにとって重要な存在となりつつあるようだ。

『Kicker』による週間ベストイレブンは以下のとおり。

GK ルカ・フィリップ(ホッフェンハイム)
DF キリアン・シルディリア(フライブルク)
DF エルハン・マソビッチ(ボーフム)
DF ニコ・シュロッターベック(ドルトムント)
DF 伊藤洋輝(バイエルン)
MF パスカル・グロス(ドルトムント)
MF 堂安律(フライブルク)
MF アレクシス・クロード・モーリス(アウクスブルク)
MF イ・ジェソン(マインツ)
MF ビンチェンツォ・グリフォ(フライブルク)
FW セール・ギラシ(ドルトムント)

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