韓国とウズベキスタンの試合はPK戦へ
現在中国で行われているU-20アジアカップは22日、23日に準々決勝が行われた。
グループステージを終え、1発勝負のノックアウトステージが始まったU-20アジアカップ。上位4チームに入れば今年9月に開催されるU-20ワールドカップの出場権を獲得できる中、準々決勝はサウジアラビアvs中国、オーストラリアvsイラク、日本vsイラン、韓国vsウズべキスタンの4試合が行われた。
今大会の開催国である中国はグループB首位のサウジアラビアと対戦。59分に中国がPKを獲得するも、サウジアラビアのGKハメド・アルシャンキティのビックセーブで得点ならず。試合は延長戦に突入するかと思われた後半アディショナルタイムにサウジアラビアがセットプレーからの劇的ゴールでサウジアラビアが勝利し4強入りを果たした。
グループA首位突破のオーストラリアはイラクと対戦。1−2と勝ち越されたオーストラリアは62分にフリーキックからの流れで同点に追いつく。74分にはオーストラリアのアレクサンダー・バドラトがペナルティエリア手前からのミドルで逆転に成功。試合は3−2でオーストラリアが勝利した。
グループ2位通過の日本はグループC首位のイランと対戦。開始早々5分にイランに先制されるも、30分に小倉幸成のミドル弾で追いつく。その後なかなか得点が生まれずPK戦へ突入。PKスコア4−3で日本が勝利し準決勝進出を決めた。
出場枠最後の試合となった韓国とウズベキスタンの試合は18分にウズベキスタンが先制するも、韓国のシン・ミンハの2点とキム・テウォンのゴールで2点差をつけて逆転。しかし90分にウズベキスタンが1点を返すと、アディショナルタイムにウズベキスタンのアブドゥガルフ・ハイダロフが劇的な同点ゴールを決めて3−3とし追いついた。その後延長戦でも決着せずPK戦へ。PK戦の結果、スコア3-1で韓国がU-20ワールドカップの切符を掴んだ。
これらの結果、U-20ワールドカップのアジア枠はサウジアラビア、オーストラリア、日本、韓国に決定。現状アフリカの4枠を除く出場20チームが決定した。なお、前回のU-20ワールドカップの優勝国であるウルグアイは今回の南米予選にて敗退が決まっている。
以下、出場が決まったU-20W杯出場国
開催国
チリ
AFC
日本
オーストラリア
サウジアラビア
韓国
UEFA
スペイン
フランス
イタリア
ウクライナ
ノルウェー
CONMEBOL
アルゼンチン
ブラジル
コロンビア
パラグアイ
CONCACAF
メキシコ
アメリカ
キューバ
パナマ
OFC
ニュージーランド
ニューカレドニア