PK戦の死闘を制しU-20日本代表がイランに勝利 4大会連続のU-20W杯出場決定!

U-20日本代表 photo/Getty Images

激闘の末勝利

U-20日本代表は23日、中国で行われているU-20アジアカップの決勝トーナメント準々決勝でU-20イラン代表と対戦した。

グループリーグを1勝2分で2位通過を果たした日本。大会ベスト4以上に付与される今年9月開催のU-20ワールドカップの出場権を懸けて、グループCを1位通過したイランと対戦した。

試合は開始早々5分に動く。イランのレザ・ガンディプールにドリブルで中央を突破され、イスマイル・ゴリザデのシュートを守備陣がブロック。しかしそのこぼれ球をガンディプールが左足で押し込みイランが先制する。

いきなりビハインドを背負った日本はその後もイランにロングボールで狙われ苦戦を強いられる展開に。それでも30分、梅木怜のパスを受けた小倉幸成が中盤から右足ミドルを放ち、ボールが左のポスト内側に当たりゴールネットを揺らす。小倉のスーパーゴールで試合を振り出しに戻した。

後半に入ると日本は前半よりも主導権を握って試合を優勢に進める。62分にはセットプレイから井上愛簾が頭で合わせるも、相手GKの好セーブに阻まれる。71分にはボックス右の大関友翔がポストプレイから反転し左足を振り抜くもわずかにゴール左にはずれた。

試合は90分で決着がつかず延長戦に突入するも、疲労が溜まっておりなかなか得点が生まれず試合の行方はPK戦に委ねられた。

PK戦ではイランの1人目と2人目の選手が失敗。日本は3人目の高橋仁胡が失敗するも、4人目の佐藤龍之介、5人目のキャプテンの市原吏音が決めてPKスコア4ー3で日本が勝利。4大会連続となるU-20ワールドカップ出場を決めた。

死闘を制した日本は26日、準決勝にてU-20オーストラリア代表と対戦する。

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