救いになったのはブッフォンの自伝? 帰ってきたスパーズの守護神GKヴィカーリオが離脱期間を振り返る 「人生で経験したことのない困難な時期だった」

怪我から復帰したヴィカーリオ photo/Getty Images

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第25節のユナイテッド戦で復帰

トッテナムでプレイするイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ(28)は長期離脱中の期間を振り返った。

昨シーズンよりトッテナムでプレイするヴィカーリオは加入1年目より定位置を確保し、公式戦40試合に出場。今シーズンもスパーズの絶対的守護神として君臨していたが、プレミアリーグ第12節のマンチェスター・シティ戦で右足首を骨折し、戦線を離脱。

手術が必要となり、約2カ月間の離脱を強いられたが、2月16日の第25節マンチェスター・ユナイテッド戦で復帰。また前節のイプスウィッチ戦でも出場している。
そんな同選手はイプスウィッチ戦の後、「もちろん、私にとって厳しい期間で、人生で経験したことのない困難な時期だった」と、英『Evening Standard』にて長期離脱中の心境を告白。

またリハビリの初期段階に、レジェンドであるジャンルイジ・ブッフォンの自伝を読むことで助けられたという。

「ブッフォンは、自身の人生やキャリアについて、また、どのようにして問題を克服したかについて語っている。だからこの時期の私にとっては、私のアイドルの本は読むのにピッタリだった」

同じポジションであり、母国のレジェンドであるブッフォンがどのようにして困難な時期を乗り越えたのかを参考にすることで、リハビリに耐えることができたようだ。

それでもヴィカーリオは「2カ月半の間、3日おきに試合をしなければならなかったので、観るのはとても辛かった」と苦戦するチームの力になれなかったことを悔やんでいる。

トッテナムは現在リーグ戦12位とまだまだ順位を上げていく必要があるが、現在リーグ戦3連勝中と勢いに乗っており、守護神が帰ってきたこともチームにとっては大きい。ミッドウィークの試合はシティと強敵だが、連勝を伸ばすことはできるか。

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