やはりリヴァプールDFアーノルドの守備対応は不安? ドクに対応できず再び批判が「守備が上達したとの話は、ただの噂に過ぎない」

ドクに何度も突破を許したアーノルド photo/Getty Images

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サイドバックとしての守備力には疑問

リヴァプールの右サイドバックに入るトレント・アレクサンダー・アーノルドは正確なキックを武器とする優れたチャンスメイカーである一方で、サイドバックとして守備力が物足りないと批判も浴びてきた。

23日に行われたプレミアリーグ第26節のマンチェスター・シティ戦では、その不安な部分が出てしまった。対峙した相手FWジェレミー・ドクのドリブルに対応できず、何度もサイドを突破されてしまったのだ。

アーノルドには右サイドバックを探すレアル・マドリードも関心を示していると言われてきたが、スペイン『MARCA』はマンC戦での守備対応を問題視。このゲームでアーノルドは実に11回もドリブル突破を許しており、同メディアはアーノルドがレアルにふさわしいサイドバックなのか疑っているのだ。
『ESPN』にて、クラブOBで解説を務めるスティーブ・ニコル氏も大激怒していた。

「彼の守備が上達したとの話は、ただの噂に過ぎない。彼の守備は酷過ぎた。努力が足りないとは言わない。場違いだっただけだ。何をすればいいか分かっていなかった。これまではコナテ、ファン・ダイク、マティプといった選手たちがカバーしてきたが、彼が1対1となった時には目を閉じて祈るしかない」

アーノルドの正確なキックは魅力的ではあるが、やはりDFの1番の仕事は守備だろう。今季はサイドで粘り強い守備を見せることもあったが、マンC戦ではドクに手痛くやられてしまった。幸いチームは2-0と勝利を収めたが、アーノルドのサイドから失点しても不思議ではなかったか。

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