マンU守護神オナナにはまだデ・ヘアと同じ一貫性がない? パフォーマンスに疑問の声も「GKにとって最も重要なのは一貫性」

マンUのゴールを守るオナナ photo/Getty Images

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前節エヴァートン戦でももったいない失点があった

先日行われたプレミアリーグ第26節でエヴァートンと2-2で引き分けたマンチェスター・ユナイテッド。前半のうちに2失点を喫してしまったわけだが、中でも問題となったのがMFアブドゥライェ・ドゥクレに決められた2点目だ。

右サイドからエヴァートンFWベトが中へ折り返すと、そのボールを受けたジャック・ハリソンがシュート。これをマンUの守護神アンドレ・オナナは上へ弾いたのだが、そのボールを味方のDFハリー・マグワイアとお見合いするような格好となってしまった。その隙をドゥクレに突かれ、ヘディングで押し込まれてしまった。

今季のマンUはこうしたもったいない失点が目立つ。今回はマグワイアとの呼吸の問題もあるが、オナナも何度かハイボールの処理などパフォーマンスが疑問視されてきた。
英『FourFourTwo』によると、アヤックスやバルセロナ、マンUなどでGKコーチを務めてきたフランス・フック氏はオナナのポテンシャルを認めながらも、まだ一貫性を見せられていないと指摘する。

「2023年のCL決勝でオナナを見た時、彼のパフォーマンスは完璧だったと思う。インテルの守護神として素晴らしい選手だった。彼は信じられないほど高いレベルでプレイできる選手ではあるが、ビッグクラブではそれを週に3回、年間にすると50〜60試合はそれをこなさないといけない。これは非常に難しいことであり、GKにとって最も重要なのは一貫性だ。デ・ヘアは私がユナイテッドでコーチを担当した2年間で素晴らしい一貫性を見せていた。オナナにはまだその一貫性がない」

チーム状況の問題もあり、マンUへ加入してからのオナナは何かと苦しい日々を過ごしてきた。まだ時折ミスも見られるが、ここから真のワールドクラスGKとして地位を確立していけるだろうか。

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