ブレーメン戦で大活躍の堂安律 現地メディアで相次いで週間ベストイレブンにノミネート

フライブルクの堂安律 photo/Getty Images

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2ゴールの活躍で勝利に貢献

21日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第23節ブレーメン戦で2ゴールを決めたフライブルクの日本代表MF堂安律が現地メディアから称賛されている。

ブレーメン戦に右サイドハーフのポジションで先発した堂安は、3点リードで迎えた76分にエレン・ディンクチからのパスを相手ゴールの正面、距離20メートル付近のところで受け、そこから左足で冷静にゴール隅をつくシュートでチームに4点目をもたらすと、後半アディショナルタイム2分には左サイドからの折り返しを右足で押し込んで自身この日2点目のゴールを記録。ドッペルパック(2ゴール)の活躍でフライブルクの勝利に大きく貢献した。

このブレーメン戦での堂安の活躍に対して、ドイツのサッカー雑誌『Kicker』は6段階評価(1が最高、6が最低)の採点で1.5という高評価を与えるとともに、堂安を第23節の週間ベストイレブンに選出している。また、ブンデスリーガの公式サイトも堂安を週間ベストイレブンの一人として選び、さらに以下のような寸評を加えている。
「自身にとってブンデスリーガ120試合目となったゲームで初めて2ゴールを決めた。チーム最多となる4本のシュートを放ち、さらにデュエル勝率もチーム最高の67%を記録した」

長年チームを指揮していたクリスティアン・シュトライヒ前監督が昨シーズン終了後に退任したフライブルクだが、開幕前に危惧されていた指揮官交代の影響は全くないようだ。ここまで勝ち点39で4位、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権も十分に狙える位置につけているだけでなく、3位フランクフルトにも勝ち点3差まで詰め寄っていて、さらなる上位進出も可能な状況にある。

また、こうした躍進を見せるチームとともに堂安も今シーズンは過去最高とも言えるパフォーマンスを発揮。ここまでリーグ戦では全試合に先発出場し、8ゴール5アシストを記録している。

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