ムバッペ&ヴィニシウスの相性は悪いかと思われたが…… アンチェロッティの下で完成近づく2人の連携「当初は両者が左サイドでぶつかり合うように見えた」

ゴールを喜ぶヴィニシウスとムバッペ photo/Getty Images

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2人の連携から相手守備を崩すシーンも増えてきた

23日にラ・リーガ第25節でジローナと対戦し、きっちりと2-0で勝利を収めたレアル・マドリード。

このゲームでは1-0で迎えた終盤にFWヴィニシウス・ジュニオールが貴重な追加点を決めたが、このゴールはFWキリアン・ムバッペとのコンビプレイから生まれたものだった。左サイドから2人のコンビネーションで崩し、最後はムバッペのラストボールにヴィニシウスが合わせており、これこそ今季のレアルが描いていた理想のゴールの1つと言える。

スペイン『as』もムバッペとヴィニシウスの関係が良くなってきたと称えているが、開幕当初からは信じられない進歩と言える。当初は相性最悪かとも思われたからだ。
「2人の連携には複雑な問題があった。当初は両者が左サイドでぶつかり合うように見えたからだ。しかし時間とトレーニングを重ねるうちに2人の間には連携が生まれ、今チームはその恩恵を受けている」

同メディアはこのように伝えており、この2人をまとめてくるあたりはさすが名将カルロ・アンチェロッティといったところか。今回のジローナ戦でレアルは計22本のシュートを放ったが、そのうちムバッペとヴィニシウスはそれぞれ最多6本ずつシュートを放っている。次いでFWロドリゴ・ゴエスが5本のシュートを打っており、この前線3枚の関係は着実に良くなってきている。

ここからはチャンピオンズリーグ・ベスト16の戦いもあり、レアルの相手は同じスペインのライバルであるアトレティコ・マドリードだ。アトレティコの守備を崩すためにもムバッペ&ヴィニシウスのコンビネーションは欠かせず、今このコンビは確実に対戦相手の脅威となっている。

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