ナショナルズ小笠原がメッツとのオープン戦で上位打線をわずか8球で抑える好投 対外試合、初登板に「投げ切れてよかった」と胸を撫で下ろす

メジャー初挑戦の小笠原 photo/Getty Images

1回を投げ無失点に抑える

今オフに中日ドラゴンズからワシントン・ナショナルズに移籍した小笠原慎之介投手がオープン戦に初登板した。

この日、ナショナルズはフロリダ州ウエストパームビーチでニューヨーク・メッツと対戦。小笠原は、2回から2番手で登板し、上位打線をわずか8球で片づけた。

マウンドに立った小笠原は、先頭のタイロン・テーラーに対し、いきなり速球を捉えられるも左中間フェンス手前のセンターフライに打ち取って1アウトとすると、続くフランシスコ・アルバレスも速球で同じく中飛に抑えた。3人目のジェシー・ウィンカーに対しては、初球のストレートを左翼線に二塁打を浴びたが、続くルイス・デロスサントスをカウント1-1からチェンジアップで遊ゴロに打ち取り、3アウトを奪った。

小笠原はこの日の投球に関して「投げ切れて良かった。今日は特別な日」と語り、対外試合デビューを無失点で終えたことに安心する言葉を残した。ナショナルズのデーブ・マルティネス監督も、この日の小笠原の投球に関してコントロールの良さを高評価。そして「球速が92マイル(約148キロ)に上がった」と調子を上げてきていることも指摘した。

また小笠原は、課題も挙げた。ピッチコムやピッチクロック、大リーグ特有の滑りやすいボールへの対応にも言及しており、「次の登板でよりいい成績を出せるように頑張りたい」と抱負を語った。

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