ヤンキースのキャプテンで人格者としても知られるアーロン・ジャッジ ひげ緩和のルール変更に自身の見解を語る

ア・リーグの1シーズン最多となる62本塁打の記録を持つジャッジ photo/Getty Images

自身はひげを伸ばすことを否定

メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースが21日、ひげに関する球団の方針変更を行ったことに対し、チームの主砲アーロン・ジャッジが自身の見解を述べた。

ヤンキースの筆頭オーナーのハル・スタインブレナー氏は、先日「ここ数週間、私は、数世代に渡るヤンキースの現役選手や元選手たちと対話し、長年の伝統だったひげや身だしなみに関する方針について意見を聞き出してきた。彼らの真摯で多様なフィードバックに感謝している。そして慎重に検討した結果、今後は選手やユニホームを着た職員が、手入れされたひげを生やせるよう、改めるつもりだ。これまでの慣れ親しんだ方針から、脱却する適切な時期だ」との声明文を発表していた。

スタインブレナー氏が方針変更について話し合った人物の中には、ジャンカルロ・スタントン、ゲリット・コール、そしてジャッジも含まれていたことが報じられている。

それを受けて報道陣は、ジャッジにインタビューを行い、今後ひげを伸ばすかと聞くと彼はそれを否定。また「私はこの球団にドラフトで指名され、ここに来た最初の日から、ずっとひげを剃ってきた。それに慣れ親しんでいるし、過去にここでプレイした伝説の選手の写真を見たりすると、彼らも皆、そのルールに従っていた。だから、私は彼らの道を辿りたいと思う」とも語った。

一方でジャッジはこの方針変更には理解を示しているようで、一部でこのルールが補強の妨げになっていると言及されていることに対し指摘。「もし、これがチームの勝利に貢献するような選手を連れてくることに役立つなら、みんな賛成するでしょう」と述べた。

今後、同球団は、許可されるひげに関する基準を設けるために、さらに話し合いを進める計画だ。

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