7人制ラグビー女子日本代表サクラセブンズ、最高峰の国際大会で過去最高順位の4位で終える 3月の第5戦でメダル獲得に期待

メダルまであと一歩のところだったサクラセブンズ photo/Getty Images

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快挙も準決と3決で敗戦

7人制ラグビーの女子日本代表「サクラセブンズ」が、過去最高の成績で「HSBC SVNS2025」の第4戦バンクーバー大会を終えた。

「HSBC SVNS 2025」は、ワールドラグビーが主催する7人制ラグビーの国際大会で、昨年11月末から7都市で開催されるスケジュールが組まれている。今回、第4戦のバンクーバー大会が行われており、サクラセブンズは1次リーグC組を2位で通過すると、トーナメント準々決勝で米国を22-17で下し、準決勝進出を決めていた。

翌日の最終日に臨んだ日本は、今大会リーグ戦で勝利したフィジーと対戦。決勝進出も期待されたが結果は7−28と敗ぶれ、続く3位決定戦も強豪のオーストラリアに12−26で黒星を喫した。
サクラセブンズの兼松由香ヘッドコーチは、大会を総括して「今大会は『ブレイクスルー』をテーマに、ベスト4に入ることを目指していた」と明かし、各選手の貢献を賞賛した。また「変化を恐れずに立ち向かい、歴史を変えたサクラセブンズ全員を誇りに思います」と語った。

キャプテンの梶木真凜は「過去最高のベスト4に入ることができ、とてもうれしく思う。一人ひとりが役割を果たし、最後まで諦めない心で戦い続けた結果」と躍進の要因を分析。さらに「メダルを取れるチームになれるよう、より一層精進して参ります」と抱負を口にした。

パリ五輪でも過去最高順位の9位に入ったサクラセブンズ。このシリーズでは第1戦で7位、第2戦では6位、第3戦で5位と結果を出し続け、またもや最高順位を更新した。第5戦は、3月28日から30日にかけて香港で行われる予定。果たしてメダルを獲得できる3位以上に入ることができるか注目だ。

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