WBCバンタム級王者の中谷潤人が3度目の防衛に成功! ダウン経験ゼロのクエジャルに3ラウンドKOの圧勝

30連勝中の中谷 Photo/Getty Images

左ストレートを放ち続けた

プロボクシングの中谷潤人がWBCバンタム級の防衛戦で、3ラウンドでノックアウト勝ちを収めた。この階級で3度目の防衛を果たしている。

有明アリーナで行われた防衛戦は、過去28戦全勝でダウン経験のないダビド・クエジャルの挑戦を受けた。全勝同士の激突だったが、3ラウンド、3分4秒でTKO勝ちを収めている。これにより中谷はデビューから30連勝を達成し、素晴らしい戦績の節目に自ら花を添えた。

今までとは違い、第1ラウンドから積極的に左ストレートを放つ中谷。第3ラウンド終盤になると、強烈な左ボディから左ストレートでダウンを先取。立ち上がったが、最後は左ストレートで再びダウンを奪い、ノックアウト勝ちを収めた。

試合後の記者会見では中谷の顔にほとんど傷がなく、ダウンを奪った場面を「ボディを意識して練習してきた」と振り返った。試合を決めた左ストレートに関しては「狙いすぎた部分もあった」と反省を口にしている。



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