突然王座を返上したトプリア、その理由をCEOのホワイト氏が明かす 「ここでできることは全てやった」「誰かのチャンスを邪魔するべきではない」

ジョージアとスペインの国籍を持つトプリア photo/Getty Images

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将来については白紙の状態

先日、イリア・トプリアがUFCフェザー級の王座を返上した理由について、CEOのダナ・ホワイト氏が語った。

『MMA FIGHTING』によると、ホワイト氏はトプリア本人の口から語られた言葉を明かしつつ、彼が王座を返上した理由について、こう説明したという。

「彼は『ここでできることは全てやった。階級を上げる準備はできている』と言ってベルトを返上した。『誰かのチャンスを邪魔するべきではない』と言っていた」
さらにホワイト氏は続けて「トプリアは、自分が倒した相手に対して、全てをやり尽くしたと感じていたと思う。彼が誰を倒したか、どのように倒したかを見れば分かるだろう? そして、彼はもうその体重に合わせることが好きではなかったと思う」と自身の見解も述べた。

またトプリアはベルトを返上したものの、ライト級での次の試合の予定は決まっていない。ホワイト氏によると、UFCライト級チャンピオンのイスラム・マカチェフとの対戦も保証されていないという。

そして同氏は、マカチェフとの対戦だけでなく「他の可能性もある」と語り「今はいろいろと大変なことが起きている。もし既に決まっている試合があるとすれば、私は話しているだろう」と突然の出来事に振り回され、トプリアについては何もかも白紙の状態であることを明かした。

いずれにせよ、トプリアは今後ライト級で戦っていくことになると見られるが、果たして無事にチャンピオンまで辿り着くことができるのか、今後の彼の戦いに注目だ。

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