ロドリの代役として期待も大きかったが…… ペップ・シティに難なくフィットしたニコ・ゴンザレスが手応えを語る 「ここでのプレイにすぐ慣れた」

今冬シティに加入したニコ・ゴンザレス photo/Getty Images

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今冬ポルトから加入

今冬、ポルトからマンチェスター・シティに加入した23歳MFニコ・ゴンザレスは加入後、すぐにチームにフィットした。

6000万ユーロもの移籍金にてシティに加入した同選手は、負傷離脱したスペイン代表MFロドリの代役として大きな期待が寄せられていた。デビュー戦こそ、22分で負傷交代を強いられたが、直近3試合はスタメンを確保しており、CLプレイオフ2ndレグのレアル・マドリード戦では初ゴールも挙げた。

ペップ・グアルディオラ率いるチームにフィットするのは簡単ではなく、加入1年目は苦労する選手も多いなか、ニコはスムーズにチームに溶け込んだ。プレミアリーグ第25節のニューカッスル戦(4-0)の後、ペップは同選手を「ミニ・ロドリ」と称賛したが、選手自身はロドリの代わりとは思っていないようで、リヴァプール戦の後、新チームでの手応えを語った。
「まだ来たばかりで、(モハメド)サラーのような質の高い選手と対戦することに慣れていない。このような選手たちと対戦するのは大変だが、我々にも本当に優れた選手がいるし、最高のチームだと思うので、これからの試合では多くの勝利を収められると確信している」

「私はロドリの代わりだとは思っていない。私は自分自身を別の選手だと考えている。でも私はバルセロナで育ったし、いつもほぼ同じやり方でプレイしていたから、ここでのプレイにすぐに慣れることができた」

「チームのプレイは明らかに素晴らしい。私の近くにも選手がいるし、全員が常にボールを欲しがっているので、プレイヤーを見つけるのもパスを出すのも簡単だ。選手の質が非常に高いので、以前プレイしていたチームよりもここでプレイする方が私にとってはやりやすい」(英『Evening Standard』より)

ロドリの抜けたアンカーのポジションはこれまでマテオ・コバチッチやイルカイ・ギュンドアンらが務めてきたが、ペースをコントロールするという点ではニコの方が優れており、中盤のバランスも安定してきている。

ここまでは好パフォーマンスを見せているニコ。ロドリ復帰後の共存もこれからのシティの楽しみなポイントであるが、将来が楽しみな同選手の獲得はシティにとって成功だったと言えるだろう。

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