リヴァプールが獲得を熱望するプレミア屈指の左SBケルケズ 代理人「彼には全てが備わっている」

ボーンマスのミロシュ・ケルケズ photo/Getty Images

今季プレミア全試合で先発

2023年7月にオランダのAZアルクマールからボーンマスに移籍して以来、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズは順調に成長を続け、今シーズンはここまでプレミアリーグ全試合に先発出場するなど今やボーンマスにとって欠かせぬ存在になっている。

2003年11月生まれでまだ21歳という若さに加えて左利きという希少性も持ち合わせているケルケズについては、左サイドバックの補強を考えている複数のビッグクラブが動向を注視している。

なかでもケルケズの獲得に向けた動きを本格化させているのはリヴァプールだ。同クラブではアンドリュー・ロバートソンが長年にわたって不動の左サイドバックとして活躍してきたが、彼も来月で31歳。リヴァプールはベテランの域に差し掛かりつつあるロバートソンの後継者としてケルケズの獲得を検討しているようだ。

こうした中、ケルケズの代理人であるリチャード・ヘンクチ氏がリヴァプール専門メディア『Anfield Watch』 の取材に応じ、「彼はより高いレベルに行く準備ができていると思う。彼がリヴァプールに行きたいのであれば、そうなるだろう」とケルケズの去就について語り、さらに以下のように続けた。

「彼には最高の左サイドバックになるための全てが備わっている。ただし、彼が小さなクラブでプレイしていたら世界で5本の指に入るような左サイドバックにはなれないだろう。次の移籍次第だ。どのぐらい出場時間が得られて、どのように起用されるかが重要になる」

ドイツメディア『Transfermarkt』ではケルケズの市場価値は2800万ユーロ(約44億円)となっている。しかし複数のビッグクラブでの争奪戦となる可能性が高いことから、リヴァプールはこれ以上の金額を移籍金としてボーンマスに提示する必要があると見られている。

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