内田篤人やファルファンらでブンデス上位を争ったのは遠い過去のこと “ブンデス2部”からの降格もあり得るシャルケの寂しき現状

シャルケは2部でも苦しい戦い続く photo/Getty Images

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ブンデス2部でも13位に沈む

内田篤人やジェフェルソン・ファルファン、ラウール・ゴンザレス、クラース・ヤン・フンテラールらでチャンピオンズリーグ・ベスト4、ブンデスリーガでも上位争いを展開していた日は遠い過去のものとなり、ドイツの名門シャルケには苦しい日々が続いている。

最近は1部と2部を行ったり来たりするシーズンとなっており、2022-23シーズンは1部で戦っていた。しかしシャルケは7勝しか挙げられず、17位に沈んで1シーズンで2部へ降格。

以降は2部での戦いが続いており、チームは23日にもダルムシュタットに0-2で敗北。現在は2部で13位に沈んでおり、1部昇格どころか3部降格を心配しなければならない位置にいる。
ブンデスリーガ2部は18位と17位が3部降格となり、16位のチームは残留を懸けたプレイオフへ回らなければならない。現在13位のシャルケは、16位のブラウンシュヴァイクとの勝ち点差が僅か6ポイントとなっている。決して安心できる勝ち点差ではないのだ。

独『Bild』によると、チームのユリ・ムルダーSDもダルムシュタットにあっさりと敗れた先日の戦いを批判しており、もっとファイトしろと選手に厳しいメッセージを送っている。

「選手個々がもっと守備で努力する必要がある。ボールを足下に置き、美しいプレイをするだけがサッカーではない。守備でファイトし、試合を接戦に持ち込むこともまた重要なのだ」

今は1部昇格どころの話ではなく、とにかく2部に留まらなければならない。15年ほど前と比較すると、現状は何とも寂しい。しかしこれが現実であり、シャルケにはもうしばらく我慢の時間が続きそうだ。

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