レアルで苦境のアルダ・ギュレル 複数のクラブが動向を注視する中バイエルンが獲得熱望

レアルのアルダ・ギュレル photo/Getty Images

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あまりにも少ない出場機会

2023年7月にわずか18歳にしてフェネルバフチェからレアル・マドリードへの移籍を果たしたアルダ・ギュレルだったが、世界屈指のビッグクラブでの現状は順風満帆とは言えない。

今シーズンは開幕当初こそ先発起用されることが多かったものの、新加入のキリアン・ムバッペがチームにフィットして前線の顔ぶれと配置が固まり始めた昨年12月頃からギュレルの出場機会は目に見えて減り、ラ・リーガでは直近4試合で全く起用されていない。

スペインメディア『Relevo』によれば、カルロ・アンチェロッティ監督らコーチングスタッフは練習でのギュレルのパフォーマンスや戦術理解に物足りなさを感じていることが出場機会の減少に繋がっているという。
こうしたギュレルの現状は、彼に対する他のクラブの関心を呼び起こさせている。既にマンチェスター・ユナイテッドやリヴァプールがその動向を注視する中、バイエルン・ミュンヘンも同選手の獲得を検討しているようだ。

ドイツ紙『tz』は、レアルは2029年6月末まで契約が残っているギュレルを売却する場合、移籍金5000万ユーロ(約78億円)を交渉開始の最低ラインとして設定しているが、バイエルンはこの支払いに応じる用意があり、完全移籍のための交渉が決裂した場合は期限付き移籍について提案する方針であると伝えている。

バイエルンはギュレルがフェネルバフチェからレアルに移籍した2023年夏頃にも同選手の獲得に向けて動き、実際に代理人ら関係者と接触していた。あれから約2年が経過し、今再び獲得を熱望しているようだ。

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