ムバッペは退団したが、PSGは昨季より強くなった? ヴィティーニャが語る手応え「全員が考えを共有できている」

中盤戦より調子を上げてきたPSG photo/Getty Images

組織力は昨季以上との見方も

昨夏にFWキリアン・ムバッペが去ったこともあり、今のパリ・サンジェルマンに『地味になった』との印象を抱いていた人も多いだろう。

以前はネイマール、リオネル・メッシ、ムバッペのスター3選手を前線に揃えていたが、そのトリオは早々に解散。現在は3人ともチームを離れている。

それでもPSGが大きく弱体化したということはない。今季もリーグ戦では首位を快走しており、チャンピオンズリーグでも苦しみながらベスト16進出を決めている。

仏『Foot Mercato』によると、チームのMFヴィティーニャは組織力が現チームの武器だと主張。今のチームへの自信を口にしている。

「こういうチームも好きだよ。本物のチームになれている。チームという言葉の意味は、全員が考えを共有できているという意味だ。選手間の連携は良いよ。こうした組織があれば結果を得られるし、僕自身も楽しんでいる。僕たちのチームには過去にスーパースターもいたけど、CLを制することはできなかった。今はこのチーム構成で上へ行けると感じている。昨季と同じようにハードワークするし、次の試練はCLベスト16でのリヴァプール戦だね」

ムバッペの退団で世界を魅了するスター性は失われたかもしれないが、単純に昨季より弱くなっているとは言えない。むしろ昨季よりチームとしての完成度が上がっていると考えることもでき、CL・リヴァプール戦は真の力が試される場となる。

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