新加入クサノフはすっかり頼もしいCBに 苦いシティデビューを乗り越えた20歳をペップが称賛 「信頼できる選手」

マンCで成長するクサノフ photo/Getty Images

確かなポテンシャルを見せている

今冬RCランスからマンチェスター・シティに加入したウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)はペップ・グアルディオラ監督の信頼を勝ち取りつつあるようだ。

プレミアリーグ第23節のチェルシー戦でシティデビューを飾ったクサノフは開始早々に失点に絡むミスをしてしまうなど、苦いデビュー戦となったが、その後見せているパフォーマンスには称賛の声が挙がっている。

現在リーグ戦では3試合連続でスタメンフル出場を飾っており、ニューカッスル、リヴァプール、トッテナムと強敵との連戦だったが、安定したパフォーマンスを見せている。持ち前のスピードを活かしたカバーリングも随所に見せており、すっかり頼もしいCBになっている。

そんなクサノフにペップも信頼をおいているようで、トッテナム戦の後、次のように称賛した。

「彼は何も持たずに、彼はサッカーをするためにここに来たのだ。私が気に入っているのはロッカールームでの彼の振る舞いがすでに素晴らしいことだ。彼と話すと、彼はずっと笑ってばかりいるが、信頼できる選手だ。とても速くて、パスの質は並外れている。彼はラインを突破する。彼にはそれができる能力がある。もっと上達しなければならないが、まだ20歳だ」

「スピードのある選手をたくさん見てきたが、彼もその一人だ。みんな彼を慕っている。彼は寡黙で、文句も言わず、とても謙虚だ。だから、きっとファンのみんなも彼を気に入るだろう。チェルシー戦で5分後に起こったことを乗り越えるのは簡単ではないが、彼は落ち着いて対処した。彼が最近プレイした試合は、本当に本当に素晴らしかった」(シティの公式より)

英語が話せず、コミュニケーションの部分が心配されていたクサノフだったが、チームメイトから慕われてているようで、学ぶ姿勢も素晴らしいとペップは語っている。

シーズン途中の冬にチームに加わることは簡単ではないが、今では重要な戦力として躍動しているクサノフ。まだ20歳で未完成という部分も同選手の魅力だが、ここからどんな選手に成長するのか、楽しみだ。


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