ギッテンス、ヌワネリ、スケリー、デラップ、イングランド代表はまだまだ豪華になる トゥヘル体制で見たい新星たち

ギッテンスはドルトムントで活躍中 photo/Getty Images

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デビューを待つ若手たちも一流ばかり

3月21日、トーマス・トゥヘルを指揮官に迎えた新生イングランド代表が本格スタートする。2026ワールドカップ欧州予選の第1節でアルバニアと対戦する予定で、トゥヘルがどうチームを構成してくるか注目しているサッカーファンは多いはず。

昨夏のEURO2024で準優勝を飾った中心メンバーはもちろんだが、イングランドはまだA代表デビューしていない若手の中にも優れた選手が数多くいるのだ。トゥヘルが3月のゲームでいきなりデビューのチャンスを与える可能性もある。

情報サイト『Transfermarkt』が注目の『イングランドA代表未デビュー組』を取り上げているが、いずれも実力者ばかりだ。
2列目ではドルトムントFWジェイミー・バイノー・ギッテンス(20)、アーセナルでブレイクするイーサン・ヌワネリ(17)、サウサンプトンで才能を発揮しているタイラー・ディブリング(19)がリストアップ。A代表でもアーセナルFWブカヨ・サカ、チェルシーMFコール・パルマー、ニューカッスルFWアンソニー・ゴードン、マンチェスター・シティMFフィル・フォーデン、レアル・マドリードMFジュード・ベリンガムなど2列目にはタレントが大量に揃っており、2026ワールドカップへメンバー選考はかなり難しくなるだろう。トゥヘルにとっては嬉しい悩みだ。

中盤ではベリンガムの弟のサンダーランドMFジョーブ・ベリンガム(19)、サンダーランドでチームメイトのMFクリス・リグ(17)、絶好調のノッティンガム・フォレストでプレイするMFエリオット・アンダーソン(22)も興味深い。ジョーブとリグに関してはやや早すぎるようにも思えるが、両者ともイングランド2部では力を発揮できている。2026ワールドカップは難しくとも、EURO2028あたりでは候補に入ってくるかもしれない。

左サイドバックではアーセナルでブレイクするマイルズ・ルイス・スケリー(18)だ。すでにアーセナルで違いを生み出しており、攻撃的レフトバックとして今すぐA代表で試しても良いのではないか。イングランドの左サイドバックは決して選手層が豊富とは言えないだけに、スケリーのブレイクは2026ワールドカップへ巨大なプラスとなるはずだ。

そして最前線ではイプスウィッチ・タウンのFWリアム・デラップ(22)だ。チームがプレミア残留争いに巻き込まれている中、デラップはリーグ戦で10ゴール2アシストを記録。すでにハリー・ケインの後継者候補との評価もあり、ケインのバックアッパーFWとしてテストするのも悪くない。

今のイングランドは新・黄金世代と言われるほどの選手層を誇っており、2026ワールドカップへメンバー争いのサバイバルは激化していくことだろう。トゥヘルがチームをどうまとめてくるか非常に楽しみだ。

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