サイ・ヤング投手スネルが、ドジャースのオープン戦に登板 無失点被安打1「本当に興奮した」と初登板の喜びを語る

多彩な変化球で打者を翻弄するスネル photo/Getty Images

順調な調整をアピール

ロサンゼルス・ドジャースに所属するブレイク・スネル投手がオープン戦に初登板し、1回1安打無失点、1奪三振と上々の投球を披露した。

スネルは、今オフにサンフランシスコ・ジャイアンツからドジャースに加入。サイ・ヤング賞を2度獲得したこの左腕は、今季、新天地でもローテーションの一角として活躍することが期待されている。

そのスネルにとっては、ドジャース加入後、初の対外試合のマウンドとなったが、名実ともに評価されている通り、さすがの安定した立ち上がりを見せる。先頭のJ・P・クロフォードを二ゴロ、2番フリオ・ロドリゲスは得意のチェンジアップで空振り三振を奪う。簡単に二死を奪った後、メキシコ代表の3番ランディ・アロザレーナには中前打を許したが、4番のミッチ・ガーバーをしっかりと二ゴロの凡打で打ち取った。

この日の投球を振り返ったスネルは「初めてようやくファンの前で投げることができた。その瞬間は本当に興奮した。私の目標は、良いコンディションを維持し、より良い投球を続けていくこと。日本での開幕シリーズの後もそれを追求していきたい」と語った。

またスネルは先日、同様に新天地でオープン戦初登板を飾った佐々木朗希やブルペン入りした大谷翔平についても言及。「私は先発の準備があったため見るこできなかったので残念だったが、彼らの才能はかなり素晴らしい」と称賛した。

そう語ったスネルの存在もドジャースにとっては大きいが、そのMLBを代表する投手であるスネルからも注目される佐々木と大谷も投手陣に顔を揃えたこのチームは、今季一年を通してどんな活躍を見せてくれるか、大きな期待が寄せられる。

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